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◎「渡舟 “テロワール” 太田ノ谷」で表現したいもの。
ここにしかない気候風土が、ここにしかない「短稈渡舟」を育む。
その価値をお酒で表現したく・・・。
その土地の風土環境が生み出すものを表現する言葉「テロワール」。筑波山麓八郷(やさと)盆地に位置し、三方を山懐に抱かれたここ「太田ノ谷」では毎年最高品質の酒米「短稈渡船」が収穫されます。
それは太田ノ谷がここにしかない特有の素晴らしい気候条件を持っているからです。収穫の秋、この谷では寒気層と暖気層が上下逆転し傾斜沿いに谷奥へ暖かい空気が昇ってゆき、朝霧が立ち込め、田んぼ全体が温暖な優しい空気に包まれます。この気象条件が最高品質の「短稈渡船」を育みます。
「この地にしかない素晴らしい風土環境をお酒で表現したい」
この思いをもって今年も「渡船 テロワール 太田ノ谷を醸しました。
◎太田ノ谷の“寒暖層逆転の気象条件”がなぜ素晴らしいのか?
ゆっくりと、やわらかく実る。だから、この酒が搾れる。
稲穂に身が詰まる秋、急激な気温の低下があると、稲は子孫保存のため本能的に慌てて早く結実しようとし、内部が硬くなり、硬い米になる傾向があるといわれています。ここ太田ノ谷の「短稈渡船」は収穫の秋、10月中旬に収穫を迎えるまでの数週間、寒暖層逆転の気象条件により、温暖で穏やかな空気に抱かれ、焦らずゆっくりと結実し内部がふんわり詰まってゆく。それによって特有の柔らかい米質に仕上がるのです。この太田ノ谷の「短稈渡船」特有のやわらかさが、麹の破精込みと低温もろみでの適度な米の溶けを生み、糖度は少ないながら芳醇で瑞々しい酒質が醸し出されるのです。
◎“あえて語らない”こともあります。
語るのはビンテージのみ。特定名称酒表示は致しません。
「渡舟 “テロワール” 太田ノ谷」は特定名称表示を一切致しておりません。「太田ノ谷の気候風土が育んだ価値そのものを、あえてスペックなしで伝えたい。」と思っているからです。
◎酒質
「2023」は果実を想わせる爽やかな香りと芳醇な旨味。心地よい酸味・穏やかな余韻のバランスが絶妙のお酒に仕上がりました。
お食事と共に長く楽しんで頂くお酒として太田ノ谷の風土を感じながらお楽しみください。
原材料…米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米…太田ノ谷産 短稈渡船
精米歩合…-
日本酒度…-
酸度…-
アミノ酸度…
使用酵母…
アルコール度数…15%