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【菩提泉2024】
このお酒は奈良県の8蔵が共同で醸造したお酒です。各蔵は菩提もと研究会に所属しており、歴史的・文化的価値の創造を目的として、日本清酒発祥の地である奈良に伝わる「菩提もと」について研究を重ねています。2021年、「菩提もと」の前身となる「菩提泉」の製法を古文書から復活させることに成功。この度、製品として発売される運びとなりました。現代の醸造技術からあえて逆行し、世界に向けて日本酒の味わいの魅力と、歴史的背景をともに伝えるための作品です。
※限定500本
以下、菩提研の公式webサイトから引用
菩提泉
日本初の民間の醸造技術書『御酒之日記』。正平10年(1355)もしくは長享元年(1487)に書かれたと言われるこの書物の中に初めて菩提山正暦寺の酒造りが描かれています。その酒の名は『菩提泉』。甕で仕込み、段仕込みを行わない現在の日本酒のご先祖様。このお酒造りの手法が酒母という形に進化を遂げ菩提酛として広く知られていきます。菩提研ではこの『菩提泉』を正暦寺において2021年復活醸造いたしました。
菩提もとについて
日本最古の酒母と言われる菩提もと。その名前の起源は菩提山正暦寺でその技術が確立したからだと考えられています。菩提山正暦寺が寺院醸造の中心的役割を担い、酒母という概念を確立したことが、この地が日本清酒発祥の地と言われる所以です。菩提酛のプロセスの特徴やその誕生秘話を解き明かします。日本最古の酒母と言われている「菩提酛」。室町時代、奈良の寺院醸造の中心的役割を担った菩提山正暦寺で創醸された酒母です。
テイスティングコメント
立ち香は穏やかながらプラムのようなニュアンスを感じる。口に含むと、グレープフルーツなどの柑橘の様な爽やかなビター感。キリッとした酸味が広がり、バランスの取れた甘味で味わいのボリュームを楽しめる。ワイルドで野性味のある酒質ではあるが、あと口のキレは良い。頭で考えず、歴史を感じながら呑みたい、魅惑の味わい。
原材料…米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米…奈良県産 正暦寺領 露葉風100%
アルコール度数…14%