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「ワイン造りはぶどう作り」という基本に忠実に、風土の個性を反映したワイン造りに取り組んでいます。このワインは小字名の伊勢原の単一畑から収穫された甲州種のみを原料に醸造したワインです。華やかな香りに加え、爽やかな酸味と微妙な甘さがバランス良く、他に無い個性を醸し出しています。
■勝沼醸造のコメント
世紀の変わる2000年、私たちのワイナリーで小さな発見がありました。それまで中庸と言われてきた甲州ワインに、新たな品種特有香を見出したのです。この年以降、この特徴的な香りを持つワインの完成度を高める努力が実り、2004年、ファーストヴィンテージが発表できました。そして、まさにこの年が、甲州ワインが世界に認められる元年となり、甲州ワインのテイスティングコメントに「柑橘香」が登場し始めるのです。我々の発見により、今では一般的になった柑橘香、このワインはこのように世界に評価される日本の甲州ワインの先駆けとなりました。ワインの名前になっているイセハラとは、山梨県笛吹市を流れる一級河川、金川(カネガワ)の氾濫原であることが名前の由来となっている、金川原地域内の約2ヘクタールの土地、かつては小字名で伊勢原と呼んでいた場所を指します。急こう配を一気に流れ下る河川が、何万年の間何度となく土砂を堆積し、洗い流し、この影響で、ブドウ畑の構造は日本では数少ない砂礫質の土壌を有し、非常に水はけがよい構造になっています。このためブドウは香りの基をより多く蓄積し、他とは全く異なったスタイルのワインを生み出します。日本の中で特別な風土を背景としたワインを是非ご堪能ください。
収穫年 : 2021年
葡萄品種 : 甲州100%
原料栽培 : 山梨県甲州市勝沼町
タイプ : 辛口
アルコール分 : 10.5%
容量 : 750ml