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◆蔵元コメント
「呼び覚ます、新たな感性」
那須連山の麓に広がる日本最大級の扇状地、
良質な伏流水の恩恵を受ける大田原。
この大地で磨き抜かれた水と米を用いて、
理想を求めて挑んだ、至高の酒造り。
澄み切った飲み口、一口ごとに広がる旨みが
大田原の清らかで雄大な風景と重なり、
飲む人に新たな感動を呼び覚ましていく。
【大地が磨き上げた仕込み水】
那須連山に降った雪が解け、大地に浸み込み、約50年を経て自然ろ過された那珂川水系の伏流水。吟醸酒に適した純度の高い軟水を汲み上げて使用。柔らかな飲み口と澄み切った味わいに欠かせません。
【この地で150年以上営む酒蔵】
菊の里酒造を営む阿久津家。約400年前からこの地に住むという記録があります。酒造を始めたのは約150年前。先祖代々この地を愛し熟知した造り手が、伝統と革新が織りなす技術の粋を集め、大田原でしかできない理想の酒質を実現しました。
【最高峰の酒米・大田原産山田錦】
米栽培に理想的な大田原の気候、仕込み水と同じ水系の水を引き続ける田んぼで、酒米の王様とも言われる山田錦を丹精込めて栽培。収穫した酒米をさらに17％まで精米し、雑味のない、米の旨みが凝縮した味わいを叶えます。
【『新たな』の精神を表現したアート】
この至高の酒造りにあたり、当蔵の杜氏の元に、「新たな」のコンセプトに共感した460年続く米農家、フォトグラファー・書家・デザイナーといったクリエイターが集結。高い感性をもつ専門家の創造性の結晶が「新たな」です。
【味わい】
磨きたてのプラチナのような、透明感と輝きのある外観。香りは華やかで、無垢で気高い印象とともに、熟れたフルーツの甘美なアロマが調和し、感動的な響きを奏でます。シルキーなエントリーから徐々に、ゆっくりと広がる奥深い旨味。上品な甘みと程よい酸味が絶妙に調和し、深みのある風味が瞑想的な余韻となり、心に深く刻まれます。菊の里酒造の情熱と誇りが宿った、至高の一献を存分にお楽しみください。
【香り】
一輪挿しのカサブランカのような、華やかで凛としたエレガンス。後から、幸水、豊水といった和梨のフレッシュで瑞々しいアロマと、ラ・フランスのような優雅で甘美なアロマが調和し、心地よい印象を与えます。
【口当たり】
口に含んだ瞬間から、研ぎ澄まされたピュアな味わいが感じられます。滑らかで上品な口当たり。舌に広がる感触は繊細でありながら、ほどよい旨味の豊かさがあります。
【余韻】
優しい旨味とミネラル感が余韻として長く続きます。ほのかな苦味や塩味と、心地よい酸味が味わい深さをより一層引き立てたあと、すっと消えてゆきます。長くも儚い余韻が、この特別な日本酒の品格と品質を印象付けています。
【ペアリング】
魚卵や繊細な刺身、上品な魚介料理との相性が抜群です。
キャビア、カラスミ、ホタテのカルパッチョ、蒸牡蠣、蒸した毛蟹、オマール海老の天ぷら、フグちり、鯛のしゃぶしゃぶなどとも好相性。そのほか、シェーブルチーズや、ホワイトアスパラのオランデーズソースなどともお楽しみいただけます。
原材料…米（国産）・米こうじ（国産米）
原料米…大田原産 山田錦
精米歩合…17%
日本酒度…-4
酸度…-
アミノ酸度…
使用酵母…明利小川
アルコール度数…15.3%
