クール便必須!
自動的にクール便になります。
※ご注意
発酵によりガスが発生することがあります。
それにより瓶内圧力が高まり破裂などの原因となるため、圧を逃がす弁付きの穴あきキャップを採用しております。
つきましては横倒しにすると弁の部分から酒がにじみ出ることがありますので、縦置きでの保存をお願い申し上げます。
また、同様の理由からギフトボックスでの包装はお受けできません。
(※ギフトボックス入りの商品は横向きで配送されるため)
※注意!!
瓶の内部は炭酸ガスで高圧の状態になっている場合があります。開詮の際はキャップの飛び出しやお酒の噴出に注意して、ガスを少しずつ抜きながら開けてください。
【商品説明】
生もと仕込みの自家製どぶろくです。天然酵母を使って発酵しており、ボリュームたっぷりな甘味旨みに、シャープな酸味がリンゴを思わせる瑞々しい果実感。強めの炭酸ガスがキレよく爽やかな後味。今までにあったどぶろくのイメージを覆すに足る実力を持っています。是非一度お試しください。
飲みやすいのでスイスイといけますが、意外とお腹にたまるので、そこだけ注意が必要かも?
不思議なことですが本生なのに老ねることはありません、が、取り扱いには注意事項がございます。説明書をお付け致しますので、必ずご覧になってください。
仕入れられる量が少なく、売り渋ることもあるかもしれませんが、ご興味のある方はお問い合わせ頂けましたら詳細をご案内いたします。
■原料米(精米歩合):無農薬栽培 遠野一号100%
■アルコール度数:14%
■容量:500ml
■ブランドストーリー
遠野の宿 とおのや要 自家製どぶろく
岩手の山間にある遠野の地にて、奇才・佐々木要太郎氏が造り上げた唯一無二の自家製どぶろく。民宿の経営者、シェフ、醸造家、農家と、様々な顔を持つ佐々木氏だからこそたどり着いた作品は、ひたすらに自然と向き合う研究の成果なのです。
◆先ずは「土」から
2001年に地元農家の田を借り受けて無農薬栽培の米作りを始めた佐々木氏。雑草や病気、食害など様々な障害を、自然のメカニズムを利用したユニークな方法で乗り越え、無農薬栽培を実現しております。
4年ほど無農薬で稲作することで化学肥料や農薬が完全に抜けた臭くない土。夕方から出てきて稲に巣をつくり害虫を食べてくれるクモ(驚くことに日中は巣を壊して家に帰ります)。あぜ道には背の低いシロツメクサがみっしりと茂ることで、邪魔な背の高い草を押さえつけるため草刈りしなくて済みます。
普通の農家が「痩せた土」と呼ぶ佐々木氏の「土」は、米にとって自然の環境そのものであるため、雑草に負ければ待つのは滅びのみ、という過酷さ。そんな「土」であるからこそ米は強くあらんとし、より強靭に、より強い生命力を持つに至ります。佐々木氏曰く、米が先祖返りしているのだそうです。結果として、無農薬栽培→土に栄養が無い→そんなに雑草が生えない→少しの雑草ならものともしない、という流れで米が勝つ、というわけです。
◆常識を外れ追求する
佐々木氏は我々の持つ多くの常識を破壊してくれます。佐々木氏の経営するオーベルジュ「とおのや要」では、手塩にかけて育てた米「遠野一号」を1年間寝かした古米の状態で提供します。炊き立てのそれは例えようもないほど美味しいご飯でした。特筆すべきは爽やかで清々しい香り。軽やかな舌ざわりとプリっとした噛み応えは食感に秀で、適度なもっちり感も嬉しいところです。新米が最も美味しいという常識を破壊し、あえて古米を食べるという新たな常識が生まれたのです。佐々木氏はフードロスにも取り組んでおり、古米を食べるのは一貫した当然の流れであることから、当人のブレの無さをうかがい知ることができますね。
◆自然に任せたどぶろく造り
どぶろくの醸造は現在、小さなプレハブ冷蔵庫で行われております。(補足ですが、近々、近所に少し大きめの工場を建てる予定だそうです。)
現場には大きめの桶に生米を水に浸けたものが並んでいました。米は一般にあるコイン精米機で精米しています。自家栽培米は硬すぎてなかなか水を吸わないため、あえてヒビを入れてから吸水させるとのことでした。
水もとに使われる「そやし水」は爽やかなヨーグルトの香り!近くにあったのに気づきませんでした。これも驚きですね(「そやし水」は一般にとても臭いのです)。
あとは、ほとんど放置。酵母も無添加。驚くことに作業は温度の管理など最低限で、データを取りながらひたすらに見守るという自然まかせの醸造法。低温の醪は100日以上もの間発酵を続け、完成までには長い時間がかかります。製造レシピは確立され、完全に公開しているとのこと。ただし、根本は「土」にあるからレシピだけ真似しても同じにはならないんですって。逆に、手を加えられるところは「土」の部分だけだから、そこだけは頑張りたい…とも佐々木氏の言。驚くほどユニークで美味しいとおの屋のどぶろくは製法もミステリアスなのです。
少量生産で製造期間も長いことから、年間に9000本程度しか造ることができないのだそう。