蔵元コメント
『弘前を代表する最勝院五重塔があるお寺“金剛山最勝院”の入り口で見守り続けていた仁王尊の右目が落ちていることを2017年に発見し専門家に調査を依頼したところ、左目も今にも落ちそうなことが分かり、仁王尊の大修理が2019年に始まりました。
搬出中に左足が外れ、東京の工房に着いたら右肩も外れ、目だけではなく全部を修理することになりました。
解体過程で1658年右近作と言う墨書が発見されたことで、この仁王尊が青森県で一番古いことがわかりました。これは令和の大発見です。
しかしこれまで作者や製作年が不明だったことで文化財指定を受けておらず、今回の修理はお寺さんの全額持ち出しになってしまいました。
そこで弊社も毎年最勝院の宵宮や初詣ではお酒を奉納しているご縁で、今回布施住職からお酒を作って売らないかと言うありがたいお話を受けて発売することになったのがこのお酒です。
原材料…米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米…豊盃米100%
精米歩合…麹:55%、掛:60%
日本酒度…+5
酸度…1.4
アミノ酸度…
使用酵母…自社酵母
アルコール度数…15%