◆蔵元コメント
「あがら」とは若山弁で「私たちの」という意味の方言です。「紀土」は「紀州の風土」からきていますが、その意味を最も表しているのがこのお酒です。蔵のコンセプトを表現する酒として、秋から翌年春にかけての期間限定酒として販売させていただきます。
自社田での山田錦の栽培は今年で19年目を迎えました。徐々に田んぼの面積を拡大し、現在は1町7反5畝という広大な敷地で栽培を行っています。2022年度から、現在入社3年目の醸造か・三津野が栽培を担当。今回リリースするR5BYの上がらの純米酒は、昨年10月に収穫した自社田の山田錦と、和歌山の契約農家さんが栽培してくださった山田錦で作ったお酒です。あえて米の味をしっかりと出すために低精米にしています。ぜひ紀州の風土と醸造家たちの思いを感じていただけたら幸いです。
昨年、田植えイベント、稲刈りイベントに参加して下さったお客様とともに、丹精込めて育てた山田錦を使用しています。お米の味わいを生かすために、精米歩合80%とあまり磨かないことにこだわった、一回火入れした純米酒です。低精米のお米ではありますが、奇麗なバナナ系の香りがあり、口に含むとお米の旨味や膨らみも感じられます。きれいなキレもあり余韻を楽しめるお酒に仕上がりました。常温でも、熱燗でも美味しいお酒です。
原材料…米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米…山田錦100%
精米歩合…80%
日本酒度…
酸度…
アミノ酸度…
使用酵母…
アルコール度数…16%